昨日、療養保護士の試験を受けに行った裏話?です。

日本でいうヘルパーの試験なんで受験生の年齢が高め。

ぱっと見、40代から70代もいたかもしれない。

学校でテストを受けたのは数十年前で、人生初のマーク試験の方もいたもしれない。

 

 

この試験、ヘルパーしなくても家族の介護するとき、給付金もらえたり使えるんです。

そんで親や配偶者の介護のため、中高年の方も取得したがる資格であります。

 

そのため、試験会場がカオスでした。

 

まず、試験の際は不正行為をしてはいけないんで携帯電話をオフにしてカバンに入れ、カバンを教壇に持っていかなければなりません。日本では試験中で着信音がなったら、失格になりますよね。それで心配性の私は携帯の電源が確実に切れているのか、20回くらいスマホをツンツンして確認し、カバンに入れました。

 

しかし、試験官が試験の説明をしているとき、教壇のだれかのカバンからブザー音がなりました。そこで試験官が「電源が切れてない人がいるみたいですが?試験中、電源切ってない人は失格になりますよ。切り忘れた人出てきてください!」と言ったところ、20人くらい出てきた…ポーンポーンポーン 

 

切ってなかったんかい!!!

恐ろしい…

失格やぞ滝汗!!

 

というか、電源のきり方を知らない人が多数いた。

そこで試験官に電源を切ってもらったんですが

「どうやって切りました?教えてください!」といってるおばちゃん…

いやいや、試験始まるから早く席につけ~!!!

 

まあ、気持ちはわかります。

私も大学生になって携帯買ってもらったけど電源のきり方知らんかったもん。

でもおばちゃん、教えてもらうの今やないって!!!

 

その他にも身分証明書を忘れてきた人とか…

そんな恐ろしいことよくできるなぁと思いました。

私なんて外国人証明書がダメだった場合のためにパスポートまで持ってきたのに。

 

身分証明書を忘れた人のために救済措置があるらしく、そちらで対応してもらってました。

(救済措置があるとか優しいわぁ。)

 

とにかく試験開始までの30分まで試験官の血圧上がりっぱなしだわっていうカオス状態でしたが、試験は無事終わりました。

 

試験後、電話の電源切ってない人20くらい出てきたって言ったら夫が「ありえん、一発失格やわ」といっていたので、韓国でも3,40代くらいの若者の常識ではあるけれど、やはり年齢層が上がると試験慣れしてないからそういうことも起こるんやなぁと思った次第です。